ニースへ移籍したFWマリオ・バロテッリ【写真:Getty Images】
現役時代にリバプールだけでプレーしたジェイミー・キャラガー氏が、フリートランスファーでフランス・リーグアンのニースに移籍した元イタリア代表FWマリオ・バロテッリを批判した。1日付の伊紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じている。
夏季移籍市場最終日にニースへと移籍したバロテッリは、2014年にリバプールに加入するも公式戦28試合に出場して4得点のみと期待を裏切り、さらには移籍金さえも残さないフリートランスファーの形で同クラブから去って行った。
そこでリバプールだけに17年間のプロキャリアを捧げたキャラガー氏は、バロテッリの移籍について「ニースはバロテッリをフリーで獲得したけれど、それでも高すぎる買物をしたね」と皮肉を込めた批判的発言をしている。
キャラガー氏がバロテッリを批判したのは、これが初めてのことではない。少し前には「バロテッリはクラブが獲得した史上最低の補強選手か」という質問に対して「人々は彼にはタレントがあると言うけれど、私には記憶に残る彼の試合を思い出せない」と返答。
さらに、「誰かが彼を中国リーグへ連れて行ってくれることを祈っているよ。プレミアリーグに彼を獲得したいクラブがあるとは思わない」と続けると、「バロテッリは私が見た選手の中で最も過剰評価された選手だ。正直に言えば、リバプールが彼を獲得したなんて信じられない」とバロテッリを批判している。
結局、厄介払いされる形でニースへ移籍したバロテッリ。果たしてそこで蓄積された汚名を払拭するようなパフォーマンスを披露することができるだろうか。
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