レアル・マドリーのマルティン・ウーデゴー【写真:Getty Images】
出場機会を求めて、移籍が噂されていたレアル・マドリーの17歳マルティン・ウーデゴーの今夏の移籍はなくなり、1月の市場再開を待つことになった。31日、スペイン紙『アス』が報じている。
プレシーズンこそトップチームに帯同したものの、結局はトップでの出場機会がないと見込んだマドリーは、フランス、ドイツ、スペイン国内などに17歳のノルウェー人MFの放出を試みたが、FIFAの未成年移籍禁止問題もあり、結局この夏の移籍は成立せず、引き続きレアル・マドリー・カスティージャでプレーすることとなった。
ウーデゴーは「いつかトップチームでプレーしたい。1月には再び移籍市場が開く。だから、年内は様子を見たい」と母国ノルウェーメディアに語り、「選手としても、人間としてもより成熟してきたと感じている。そしてフィジカル的にもより強くなってきている。あとはゴールを決めることだけだ」と続けた。
ウーデゴーが所属するレアル・マドリー・カスティージャは今季3部リーグに相当する、セグンダ・ディビジョンBに参戦中だ。一刻も早くトップでのプレーを体験したいウーデゴーにとって、移籍が叶わなかったのは残念なことに違いないだろう。12月で18歳になるウーデゴー、冬の市場では移籍が実現するのだろうか。
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