ロド・ファンニ(左)と酒井宏樹(右)【写真:Getty Images】
日本代表DF酒井宏樹の所属するマルセイユは、夏の移籍市場最終日となった31日に積極的な動きを見せた。新たに3選手の加入が発表されている。
マルセイユが獲得を発表したのは元フランス代表DFロド・ファンニ、カメルーン代表FWクリントン・エヌジエ、元U-21フランス代表MFウィリアム・ヴァンクールの3人。一方で、MFジョルジュ=ケビン・エヌクドゥはトッテナムへ移籍することが発表された。
フランス代表として5試合の出場経験もあるファンニは、1年ぶりの古巣復帰となる。同選手は2011年1月にレンヌからマルセイユに加入し、昨年夏まで4年半を過ごしたあとカタールのアル・アラビへ移籍。2015/16シーズンの後半はイングランド2部チャールトンへレンタルされていた。
基本的にはセンターバックのファンニだが、右サイドバックとしてもプレー可能。リーグアン開幕から3試合連続フル出場と定位置を確保している酒井にとっては、状況によってはポジションを争う相手となることもあるかもしれない。
昨夏にリヨンからトッテナムへ移籍したエヌジエは、トッテナムからの買い取りオプション付きレンタルでマルセイユに加入。ローマでプレーしていたヴァンクールは、買い取りオプションなしのレンタルで加入することになった。
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