本田圭佑のゴールで先制したが…
【日本 1-2 UAE 2018年ロシアW杯アジア最終予選】
9月1日に2018年ロシアW杯アジア最終予選が行われ、日本代表はUAE代表と対戦。本田圭佑のゴールで先制するもUAEに逆転され1-2の敗戦を喫している。
UAEとの前回対戦はアジアカップ準々決勝で、1-1のままPK戦に突入した末に敗れている。今回はその苦い記憶を払拭すべく勝利を目指して戦うことになった。日本代表では先日、長友佑都や槙野智章などが相次いで負傷離脱している。直前になってメンバーが入れ替わった中でUAE戦に挑んだ。
先発メンバーには日本代表として通算100試合目の出場となる長谷部誠、今夏の移籍市場でセビージャに移籍した清武弘嗣。ミランに所属する本田圭佑やドルトムントの香川真司、昨季レスター・シティでプレミアリーグ優勝を経験した岡崎慎司などが名を連ねている。
試合開始して11分、清武のフリーキックから本田がヘディングシュートで合わせて日本が先制点を決めた。18分には岡崎もシュートを放つがこれはゴール上に外れる。
しかし20分、ゴール真正面からUAEのアハメド ハリルに直接フリーキックからゴールを決められ同点に追いつかれてしまう。勝ち越しを狙う日本は26分、クロスに飛び込んだ本田がヘディング合わせ相手GKが弾いたところを香川がシュート。決定的なチャンスだったが惜しくもゴール右に外れてしまう。その後はお互いにチャンスを作る展開となるが追加点とはならず、1-1のまま前半を折り返した。
ハーフタイムを挟み後半に追加点を狙う日本代表。49分には大島僚太が豪快なシュートを放つが相手GKのスーパーセーブにより得点を決めることはできない。
すると54分、相手選手をペナルティエリア内で倒してしまいUAEにPKのチャンスが与えられる。このPKをハリルがふわりと浮かすボールでGK西川周作のタイミングをずらし逆転ゴールを決めた。同点に追いつきたい日本は59分に岡崎がヘディングシュートを放つもポストに弾かれゴールならず。
77分には日本のシュートがゴールラインを割ったように見えたがゴール判定とならなかった。結局、日本は1-2の敗戦を喫しロシアW杯アジア最終予選の初戦黒星スタートとなっている。
【得点者】
11分 1-0 本田(日本)
20分 1-1 ハリル(UAE)
54分 1-2 ハリル(UAE)
【了】