去就が注目されるFWマリオ・バロテッリ【写真:Getty Images】
未だに将来が不透明なリバプールに所属する元イタリア代表FWマリオ・バロテッリだが、ようやく行き先が決まったようだ。30日付の仏紙『レキップ』が報じている。
リバプール指揮官のユルゲン・クロップ監督から戦力外通告を受けたことで今夏の移籍が確実視されてるバロテッリ。最近では生まれ故郷であるパレルモへの移籍の可能性が現実味を増して来ていたが、どうやら新天地は自身初となるフランスとなりそうだ。
フランスのクラブとは、パレルモの前に候補地として噂に挙がったニースである。同日の午後に代理人のミーノ・ライオラ氏は、リバプールとニースが未だにクラブ間合意に至っていないと言いながらニースへの移籍の可能性について記者の目を欺こうとした。
その一方で、仏紙『ニース・マタン』や仏メディア『RMCスポーツ』といったフランスの大手メディアは、リバプールがバロテッリの高額年俸の大部分を負担するつもりがあることを報道。そして、明日の朝に予定されているとみられているメディカルチェックを受けた午前遅くにも、すでに正式発表が出される可能性があると報じている。
これにより、最近になって新天地の候補となった様々なクラブの1つであるパレルモへの移籍の可能性が消滅。“家なき子”バロテッリは、ようやく再出発を図るための新たな居場所を見つけ出したようだ。
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