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グリーズマンの”残留争い”発言に、チームメイトが真っ向反論

text by 編集部 photo by Getty Images

サウール・ニゲス
アトレティコ・マドリーのサウール・ニゲス【写真:Getty Images】

 アトレティコ・マドリーのMFサウール・ニゲスは、チームメイトのアントワーヌ・グリーズマンが”残留争い”を口にしたことに対し、真っ向からこれに反論している。30日、スペイン紙『マルカ』などが報じている。

 優勝候補アトレティコが、開幕からまさかの連続ドローというスロースタートを切った。これに危機感を感じたエースのグリーズマンが「このままじゃ残留争いだ」と発言したことが話題となっていた。

 この発言に対し、チームメイトである21歳のスペイン代表は「グリーズマンは自分の発言をよく考えるべきだ。謝る、謝らないかはともかく、違う事を考えるべきだ」と述べ、「自分はどのチームにいて、どのチームを代表しているのかを考えねばならない。全く同意できない」とチームのエースの発言を真っ向から否定する。

 アトレティコの一員であることの重要性を強調するサウールは「我々は素晴らしいチームだ。残留争いなどと言うべきでない」と述べる。そして、この不穏なスタートから生き返るには「皆でハードワークすることだ。ハードに練習し、プレーするのだ」とコメントしている。

 同じく優勝候補のバルセロナとレアル・マドリーが順調に連勝スタートしただけに、アトレティコのブレーキが余計に目立ってしまった。グリーズマンの発言も、サウールの発言もチーム愛ゆえからであろう。まだ2節。巻き返すには十分すぎるほどの時間はある。

【了】

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