バイエルン・ミュンヘンのカルロ・アンチェロッティ監督は、今季の欧州各国の展望について語り、スペインでは古巣のレアル・マドリーの優勝を予想した。29日、スペイン紙『アス』が報じている。

　母国イタリアのテレビ番組に出演したアンチェロッティ監督は、今季の欧州各国リーグについて語り、「スペインは予想が難しい。だが、数年の時を経てマドリーが王座に返り咲くだろう、そしてクリスティアーノ・ロナウドが得点王となるだろう」とかつての古巣と教え子の躍進を予想する。

　そして、イタリアはユベントスの優勝と、ゴンザロ・イグアインの得点王を、フランスではパリ・サンジェルマンの優勝とエディンソン・カバーニの得点王と、こちらもかつて指揮したチームを推した。

　一方で、イングランドについては「マンチェスター・シティが優勝候補の筆頭だと思う。だが、得点王はズラタン・イブラヒモビッチだろう」と明言している。

　手堅い予想とも思えるが、現役の監督が軽々しく色々と発言するのは立場上難しいことであろう。名将アンチェロッティの優勝予想、今季が終わった時に振り返ってみるのも楽しいかもしれない。

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