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バルサの若き守護神、退団したライバルとの関係性を告白「常に誠実だった」

text by 編集部 photo by Getty Images

テア・シュテーゲン
バルセロナのマルク=アンドレ・テア・シュテーゲン【写真:Getty Images】

 バルセロナのドイツ代表GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンは、マンチェスター・シティへ移籍した元チームメイトのチリ代表GKクラウディオ・ブラボとの関係は「誠実なものだった」と明かした。29日付け『マルカ』が報じた。

 2014年にバルセロナへ移籍したT・シュテーゲンだが、同年に加入したブラボと正GKのポジション争いを続けており、ルイス・エンリケ監督はリーグ戦でブラボ、チャンピオンズリーグやカップ戦はT・シュテーゲンと使い分けてきた。

 T・シュテーゲンはリーグ戦でも継続的な出場機会を望んでいたことを以前から明かしていたが、この夏の移籍市場でブラボがシティへ移籍したことで、リーグ戦第2節アスレティックビルバオ戦で今季初のリーグ戦出場を果たしている。

 この試合後、ブラーボとの関係を問われたT・シュテーゲンは「ふたりとも試合に出場したかったが、ポジションはひとつしかなく、たったひとりしかプレーできない。だから常にそのポジションを巡って戦うことになる。彼との関係は常に誠実だった」とを語った。

 なお、バルセロナはブラーボの代役としてアヤックスからオランダ代表GKヤスパー・シレッセンを獲得している。

 再び守護神の座を懸けた争いが続くことになるが、T・シュテーゲンは「今は違うタイプの競争がある。どうなるかは分からない。レギュラーは監督が決めることだ」と気を引き締めた。

 24歳という若さながらチャンピオンズリーグ優勝、国王杯優勝2回に貢献したT・シュテーゲンだが、加入3年目にしてリーグ戦出場は8試合に留まっている。

【了】

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