ユベントスのパウロ・ディバラ【写真:Getty Images】
【ラツィオ 0-1 ユベントス セリエA 第2節】
イタリア・セリエA第2節が現地時間の27日に行なわれ、ユベントスはアウェイでラツィオと対戦した。
今季ゴンサロ・イグアイン、ミラレム・ピャニッチ、メフディ・ベナティアら大型補強を敢行したユベントス。レオナルド・ボヌッチが私用により欠場した影響でベナティアが先発出場を果たす。しかし、イグアインとピャニッチは調整のためベンチスタートとなる。
試合を支配するのは意外にも3-4-3の布陣で挑んだラツィオ。ユベントスのパウロ・ディバラ、マリオ・マンジュキッチの2トップに対して3バックで数的優位を作り、さらに相手3バックに対しても果敢に3トップがプレッシングをかけることでユベントスのペースを作らせない。
前半はラツィオが何度かショートカウンターからチャンスを作るも、ユベントス守備陣も堅固なディフェンスで決定機を作らせずに0-0でハーフタイムを迎える。
後半徐々にペースを掴んだのはユベントス。57分にはビッグチャンスを2つ創りだす。レミナの素晴らしいサイドチェンジからマンジュキッチとディバラが相次いでシュートを放つも、ここは枠を捉えられない。さらに62分にはディバラのヒールでの落としからケディラのクロスが相手DFに当たるも、わずかにゴール右に外れてしまう。畳み掛けたいユベントスは65分にマンジュキッチに替えてイグアインを投入する。
すると66分、流れを引き寄せたユベントスが先制点を奪う。ディバラ中盤まで下がって組み立てに参加すると、そのディバラのフライスルーパスからケディラが抜け出し見事にワントラップからシュートを決めた。
そのまま試合は0-1で終了。ユベントスがラツィオ相手に苦しめられながらも、しっかりと勝点3を獲得している。
【得点者】
66分 0-1 ケディラ(ユベントス)
【了】