バレンシアのパコ・アルカセル【写真:Getty Images】
バルセロナは、バレンシアのFWパコ・アルカセルの獲得をまだあきらめていない。チームのスポーツディレクター(SD)がそう明言している。26日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
MSN(リオネル・メッシ、ルイス・スアレス、ネイマール)の控えとなる第4のFW探しにいまだ奔走中のバルセロナ。ロベール・フェルナンデスSDは「8月31日まで移籍市場は開いている。我々が彼に興味を持っているのは確かである」と22歳のFWへの関心を隠さない。
そして「我々にはまだ時間が残されている。私は楽観主義者だ。最後の1日まで全ての可能性を追いかけるつもりだ」と述べ、「もし、アルカセルが獲得できなければ、他のFWを獲得しないことははっきりしている。彼が来るか、誰も来ないかということだ」とアルカセル以外のターゲットがいないことも明らかにしている。
かたくなにアルカセル獲得に執着するバルセロナ。一方で、バレンシアもまたチームの若きスターの放出を強く否定している。果たしてこの綱引きの行方はどうなるのか。タイムリミットは残すところあとわずかだ。
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