レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督【写真:Getty Images】
チャンピオンズリーグ(CL)のグループ分けを巡り、レアル・マドリーを皮肉ったバルセロナのDFジェラール・ピケに対し、レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督は「言いたいことを言えばいい」と余裕の切り返しを見せている。26日、スペイン紙『アス』が報じている。
ピケは、自身のツイッターより、CLでは「楽なグループで戦いたい」と述べ、そして、決勝トーナメントで4大リーグの優勝チームと対戦することのなかった昨シーズンのマドリーのような組み合わせがいい、と受け止められるコメントを発信し話題を呼んだ。
これを受けて、ジダン監督は「これについて物を言おうとは思わない。思った事、言いたいことは言えばいい。我々は困難なCLを制したのだ。イージーな試合もあるだろう。だが、大会は長く、ハードなものなのだ」と切り返した。
また、ピケが別の機会に「バルセロナがスペイン最強だ」と述べたことにも言及し、「別の機会に彼が言ったことについてだが、確かにリーガを優勝すればそう言えるのだ。尤もなことだと思う」とこちらにも大人の応対を見せている。
常に落ち着いた対応を見せるジダン監督は、SNS炎上男として名高いピケの挑発にも、余裕の対応で切り返している。ちなみに今シーズンのCLのグループリーグでは、マドリーはドルトムント、バルセロナはマンチェスター・シティとそれぞれ同居しており、どちらも楽な組み合わせになったとは言えないようだ。
【了】