移籍が噂されるMFムサ・ シッソコ【写真:Getty Images】
ユベントスは、移籍市場終了日まで残り僅かとなったこの時点で急遽獲得すべき中盤の補強ターゲットを変えざるを得なくなった。27日付の伊紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じている。
パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するフランス代表MFブレーズ・マテュイディの獲得へ後一歩のところまで近づいていたユベントス。しかし、ここでPSGのオーナーであるナーセル・アル=ヘライフィー氏が同選手の残留を望む発言をした。
同氏は、「マテュイディは移籍しないし、我々は彼と契約を更新するつもりでいるよ。私は彼がチームに残ってくれるようずっと望んでいた。我々のクラブにとって彼は模範となる選手だからね」と発言。この発言により、ユベントスはマテュイディの獲得がほぼ絶望的となった。
そこでユベントスは、急遽別の選手へターゲットを変更。移籍を望むニューカッスルに所属するフランス代表MFムサ・ シッソコが現在マテュイディの代役として最有力候補とみられており、約3000万ユーロ(約34億円)で獲得が可能だと報じられている。
さらにゼニト・サンクトペテルブルクに所属するベルギー代表MFアクセル・ヴィツェル、ヴォルフスブルクに所属するブラジル代表MFルイス・グスタボ、ポルトに所属するメキシコ代表MFエクトル・エレーラも代役候補として名前が挙げられているようだ。
ここまで順調に補強を進めていたユベントスを突如襲ったアクシデント。ラストピースの獲得は予想以上に難しいようだ。
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