戦力外通告を受けたMFバスティアン・シュバインシュタイガー【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッド指揮官のジョゼ・モウリーニョ監督は、元ドイツ代表MFバスティアン・シュバインシュタイガーを全く戦力としてみなしていないようだ。26日付の英紙『デイリー・メール』が報じている。
モウリーニョ監督に戦力外通告を受け、リザーブチームへの移動をも命じられるなどの冷遇を受けているシュバインシュタイガー。それでも同選手は、もう2年間残っている契約を全うするために指揮官の信頼を勝ち取ろうと先日残留宣言をした。
しかし、モウリーニョ監督の考えは変わらないようだ。同監督は、現在32歳のシュバインシュタイガーよりもユースチーム出身の若い選手を起用することの方を望んでいるとして、再び同選手が構想外であることを告げている。
モウリーニョ監督は、「彼と話をしたよ」と口を開くと、「彼の答えは私には答えられない。これは彼の人生であり、彼のキャリアなんだ」と話を続けた。
「彼はクラブと契約を結んでいるわけだから、彼にはここへ残る権利がある。例えここに残るとしても、彼が最も相応しいと判断する決断ができる立場にあるんだ。だけど、彼にとってここで試合に出場することは不可能だとは言わないけれど、とても難しそうだ」
「私にはすでに、2つのポストを勝ち取るためにポジション争いをしている5名の選手がいるんだ。それに、何かの問題で彼らが起用できない場合には、成長過程を加速させるためにもユースチームの選手にチャンスをあげたい」
ユナイテッドでチャンスを掴もうと必死でアピールしているシュバインシュタイガーだが、彼よりも若い選手の方が優先されているようだ。
【了】