なでしこジャパン【写真:Getty Images】
国際サッカー連盟(FIFA)は26日、最新のFIFA女子ランキングを発表した。
上位3ヶ国は前回3月に発表された時と変わらず、アメリカが1位、リオ五輪金メダルのドイツが2位、そしてフランスが3位に入った。
大きなジャンプアップを果たしたのは10位から4位まで一気に6つランクを上げたカナダだった。同国はリオデジャネイロ五輪で銅メダルを獲得したことで躍進を遂げている。
一方、日本は前回から順位を1つ落とし8位だった。リオデジャネイロ五輪出場権を逃してからランクが下がり続けている日本だが、現在の立ち位置は9位から7位にステップアップした2008年12月から2009年3月当時と同水準になっている。
2008年の北京五輪後から右肩上がりの成長を続けてきたなでしこジャパンは、2011年のドイツW杯優勝など輝かしい実績を残しながらここ数年は3位〜4位をキープしてきた。しかし、今年リオデジャネイロ五輪出場権を逃したことをきっかけに少しずつ順位を落としてしまっている。
なおアジア最上位は7位のオーストラリアだった。リオデジャネイロ五輪でベスト8に終わったためか、前回より2ランク落としている。そこに8位の日本、9位の北朝鮮が続く。
最新FIFA女子ランキングのトップ10は以下の通り(カッコ内は前回比)。
1位 アメリカ(0)
2位 ドイツ(0)
3位 フランス(0)
4位 カナダ(+6)
5位 イングランド(-1)
6位 スウェーデン(0)
7位 オーストラリア(-2)
8位 日本(-1)
9位 北朝鮮(0)
10位 ブラジル(-2)
【了】