中国資本によって買収されたインテルがついに爆買いを開始するようだ。26日付の伊紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』を含む複数のメディアが報じている。
インテルは、移籍市場終了日まで1週間を切ったこの最後の時期に非常に活発的に動いているクラブだ。ここに来てようやく先日インテルの筆頭株主となった蘇寧グループが求める若い選手の獲得に乗り出しており、その1人が以前から獲得に動いていたスポルティングCPのポルトガル代表MFジョアン・マリオである。
インテルは、長い間J・マリオの獲得に向けてクラブ間交渉を行って来た。そして、昨夜遅くようやく交渉が進展。同選手の移籍でクラブ間合意に至り、今日中にも同選手はミラノへ到着する可能性があると報じられている。
インテルは、非常に高いレンタル料を含む買い取り義務付け期限付き移籍でJ・マリオを獲得することでクラブ間合意に至ったようだ。この取引は、以前から報じられていたように合計で4500万ユーロ(約51億円)の取引となるとみられている。
フィナンシャルフェアプレー(FFP)を考慮し、蘇寧グループ下にある江蘇蘇寧が獲得してインテルへレンタル移籍させるという話から始まったこの長い交渉だが、ようやく今この取引に決着がつこうとしているようだ。
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