去就が注目されるFWガブリエル・バルボサ【写真:Getty Images】
今夏に去就が話題になっているサントスに所属するブラジル代表FWガブリエル・バルボサは、遂に自身の将来について決断することにしたようだ。25日付の伊紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じている。
今夏イタリアでは、ネイマール2世との呼び名も高いG・バルボサの獲得を巡ってユベントスとインテルが争奪戦を繰り広げて来た。しかし、それも今週で遂に決着がつくようだ。
ブラジル代表のメンバーの一員としてリオ五輪で金メダルを獲得したG・バルボサは、「僕と家族と代理人は受け取ったオファーについて評価し、現在交渉中だよ。時間も迫って来ているからもうすぐ全てに決着をつける」と自身の将来について語った。
さらに、「今ようやく決断する時が来た。1週間しか時間がないけれど、ここで全てをはっきりさせる」と今週中に決断することを明かしている。
一方で代理人は、「明日全てが決まるはずだよ。欧州の4つのビッグクラブから届いたオファーをサントスへ持って行く」とその時間をさらに早めた。
「我々が決断をする日はきっと明日になると思う。どこからオファーが届いたかは言えないけれど、来週までにはブラジルに残るか、それとも欧州へ上陸するかの答えが出ているはずだと保証するよ」
イタリアではインテルの方がユベントスよりも獲得に向けて一歩リードしていると報じられており、と同時に前者はFWステバン・ヨベティッチをフィオレンティーナへ、後者はFWシモーネ・ザザをウェストハムへ放出してG・バルボサを迎え入れる準備をしている。
欧州上陸が迫るG・バルボサ。果たしてどのクラブを選ぶのか、その去就に注目が集まりそうだ。
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