死亡説を流されたウェズレイ・ロペス【写真:Getty Images】
心臓発作によって死亡したと報じられた選手が、実は生きていたことが明らかになった。ルーマニアメディア『Fanatic』が伝えている。
現在はブラジルのウニオン・バルバレンセに所属する35歳のウェズレイ・ロペスは、中東メディアによって「心臓発作が原因で死亡した」と報じられていた。
そこで『Fanatic』は、ウェズレイ・ロペスに取材を決行し、本人とのコンタクトに成功。ウェズレイ・ロペスは寝耳に水の“死亡説”を流されたことに驚きを隠せず、自らが健康であることを世界に発信した。
「誰かが僕を殺したと聞いた。冗談かと思ったよ。僕は以前よりも健康だ。今は妻と息子と暮らしているし、上手くやっている。どこからこんな悪いニュースが流れたのかは分からない。誰かが冗談を流したかったんだと思うけど、落ち着いて。ウェズレイはずっと生きている!」
ウェズレイ・ロペスは2009年から3年間ルーマニアのバスルイに所属し、その後はサウジアラビアのアル・ヒラルなどでプレーしたブラジル人FWである。なぜ死亡説が流れたのかは定かではないが、今回の主張によって自身の生存を世界に知らしめた。
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