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レアル“10番”ハメス、やはり退団か。サポーターの59%が残留に反対

text by 編集部 photo by Getty Images

ハメス・ロドリゲス
移籍が噂されるMFハメス・ロドリゲス【写真:Getty Images】

 去就問題が騒がれているレアル・マドリーの“10”番ハメス・ロドリゲスは、サポーターの過半数以上からも退団を希望されているようだ。24日付のスペイン紙『マルカ』が報じている。

 期限付き移籍から戻って来たMFマルコ・アセンシオがマドリー指揮官のジネディーヌ・ジダン監督の信頼を勝ち取ったことで退団が噂され、去就が注目されているハメス。ジダン監督は同選手の残留を宣言しているが、サポーターはハメスが退団することがベストチョイスだと考えているようだ。

 スペイン紙『マルカ』が29000人のサポーターを対象に行ったアンケート調査によると、その内の59%が資金に変えるためにも、そしてジダン監督の悩みの種を取り除くためにもハメスの退団がベストだと考えていることが報告された。

 アセンシオの活躍によりますます居場所がなくなったハメスは、今季の公式戦では未だ62分しか出場していない。この出場時間は、2年前に8000万ユーロ(約91億円)で移籍して来た選手からすればあまりにも少なすぎる出場時間だ。

 とは言え、ハメスの獲得を狙っているクラブは後を尽きない。代理人のジョルジュ・メンデス氏が数週間前に話をしたとされる“10”番が空き番号のユベントスからアーセナル、そして7000万ユーロ(約79億円)を準備していると報じられているチェルシーに至るまで夏季移籍市場の終盤に獲得のチャンスを狙っているクラブは多いとみられている。

 移籍市場が佳境に入った今、果たして全ての者たちを満足させるオファーがマドリーに届くだろうか。その去就に注目が集まる。

【了】

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