イケル・カシージャスのスペイン代表選出はなるのか【写真:Getty Images】
新生スペイン代表の発表を前に、ポルトのGKイケル・カシージャスの処遇が注目を集めている。そんな中、フレン・ロペテギ新監督がカシージャスと会談していたことが明らかになった。24日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
26日(金)に発表される新生スペイン代表。注目の一つは代表167キャップを誇るカシージャスの処遇だ。スペイン国内でもこの35歳のレジェンドの不要論が流れる中で、新指揮官のロペテギ監督がポルトを訪問し、カシージャスと会食していたことがすっぱ抜かれた。
ロペテギ監督とカシージャスが2人きりで食事をしている写真がリークされ、ロペテギ監督は「誰がこんな写真を撮ったかは知らないが、どうでもいいことだ」と述べ、会食について「カシージャスは現役の選手であり、彼にサポートを頼んだという噂は作り話だ。彼を招集するかどうかは金曜日を待って欲しい」と語り、「カシージャスと私は友人だ。私はポルトに個人的な用事を済ませに来ており、そして彼と食事したのだ」と続けた。
ロペテギ監督は2014年5月~2016年1月までポルトの監督を務めており、昨夏ポルトへと移籍したカシージャスにとっては、レアル・マドリーを追われた自身を迎えてくれた恩人ともいえる存在だ。
EUROの3連覇を逃し、勝利のサイクルが終了した言われるスペイン代表。9月1日のベルギー代表との親善試合ののち、5日にはリヒテンシュタインとのワールドカップ予選が控えている。果たしてカシージャスの召集はあるのだろうか。
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