レアル・マドリーのカレス・ベイル【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのFWガレス・ベイルは、今季のチャンピオンズリーグ(CL)決勝が、母国ウェールズで開催されることが大きなモチベーションになっているようだ。24日、スペイン紙『アス』が報じている。
UEFAのインタビューに応じたベイルは、クラブと代表で大きな成果を得た昨シーズンを振り返り、「信じられない一年だった。CLを優勝してから、EUROでも大きな仕事ができた。この2つは自分のキャリア、そして人生においても大きな瞬間だった」と述べる。
こうした活躍を経て、UEFAの最優秀選手のファイナリストの1人に選出されていることに「光栄なことだ、個人レベルでというより、チームのおかげで手にできるものだ。マドリーとウェールズ代表のチームメイトに感謝したい」と語る。
また、今年のCLの決勝の舞台はベイルの生地ウェールズのカーディフだ。「2014年のUEFAスーパーカップでもカーディフでプレーした。これは信じられない体験だった。でも今回のCLファイナルはそれとは比べ物にならないモチベーションになる」と決勝でのプレーに強い意欲を燃やす。
「ウェールズでは、EUROの後、みんなサッカーに熱狂している。これを一過性にしたくない」と語るベイル。きっと母国の人々も、マドリーのユニフォームをまとってカーディフに凱旋する英雄ベイルを心待ちにしていることだろう。
【了】