レアル・マドリーのマルティン・ウーデゴー【写真:Getty Images】
レアル・マドリーに所属する17歳のノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴーは、フランスへの武者修行は断念せざるを得なくなった。23日付け『アス』が報じた。
ウーデゴーは、フランス・リーグ1のスタッド・レンヌへのレンタル移籍が噂されており、移籍は決定的と見られていたが、マドリーはウーデゴーの年齢を理由に移籍させないことを決定した。
マドリーはFIFAから未成年移籍禁止に関する罰則を受けており、現在最終判決を待っている状態である。ウーデゴーはまだ17歳であることから、スペイン国外に移籍するとFIFAの規定に違反する可能性がある。
そのため、FIFAからのさらなる罰則を恐れたクラブは、ウーデゴーをスペイン国外へ移籍させないことに決定したという。
FIFAの規定に抵触しないレンタル移籍となれば、行き先はスペイン国内に限られるが、ウーデゴーは18歳になる12月までマドリーに残留し、成年として迎える冬の移籍マーケットでレンタル移籍する可能性が高いと同紙は伝えている。
弱冠16歳でマドリー史上最年少デビューを果たし、“神童”として注目を集めたウーデゴーだが、若すぎるが故にこの夏の移籍は破談となってしまった。
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