リオ五輪で活躍したガブリエル・バルボサ【写真:Getty Images】
ブラジル1部サントスのモデスト・ローマ・ジュニア会長が、移籍が噂される19歳のブラジル代表FWガブリエル・バルボサ(愛称:ガビゴル)について言及した。23日に伊メディア『フットボールイタリア』が報じている。
バルボサはリオ五輪で戦うブラジル代表に選出され、本大会で大きな活躍を見せていた。初優勝に貢献し、バルボサの評価は高まっている。
インテルやユベントスの他、バルセロナやマンチェスター・ユナイテッド、レスター・シティやチェルシーなどが獲得に興味を示した。そんな中、ジュニア会長がバルボサのもとに届いたオファーについて語っている。
「正式に届いているオファーはインテルとユベントスだけだ。今ではガブリエルの判断に任せている。サントスが承諾するか拒否するかを決める必要はないし、移籍の判断は彼の契約に含まれている。クラブはそれを尊重するよ」
「我々はすでに移籍市場に介入した。ジャン・モッタなどを獲得している。クラブが選手の売却に応じることは、必須ではないが重要だ。サントスはバランスを取らないといけないからね。売却するなら今年が丁度良いだろう」
バルボサはサントスにとって重要な選手であるものの、評価が高まり多くの移籍金を獲得できる今を、売却のチャンスだとジュニア会長は捉えているようだ。
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