ブラジル代表のマルセロ【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのDFマルセロは、昨年11月以来のブラジル代表召集に「初召集のようだ」と喜びを爆発させている。23日、スペイン紙『アス』が報じている。
ロシアワールドカップ(W杯)南米予選で現在6位に沈むブラジル。9月1日にはエクアドル(アウェイ)、6日にはコロンビア(ホーム)との連戦が控えている。コパ・アメリカ敗退を受けて解任されたドゥンガ前監督の後任、チッチ新監督の初陣でもある。
そんなW杯出場のために、もう一試合も落とせない状況の中で、頼れる左サイドバックが代表に帰ってきた。マルセロは自身のツイッターから「代表召集されてうれしい、初召集のようだ!!この予選で母国を守ることができるなんて誇らしいよ」と喜びの声を発信している。
ドゥンガ体制では、言動が気に入らないとされ、半ば干された状態にあった28歳のDF。暗い話題続きだったブラジルサッカー界も、五輪の金メダルで光が差してきた。そして、チッチ新体制のもと新たな道を歩み始めるブラジル。マルセロの経験と陽気なキャラクターは新チームにとって大きな力となるはずだ。
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