チェルシーのマルコ・マリン【写真:Getty Images】
チェルシーは、元ドイツ代表MFマルコ・マリンをついに売却することになるかもしれない。独紙『シュポルト1』が報じた。
2012/13シーズンにブレーメンから800万ユーロ(約9億円)の移籍金でチェルシーに移籍したマリンだが、出場機会を得ることはできず。
翌13/14シーズンにセビージャへ期限付き移籍すると、その後もフィオレンティーナ、アンデルレヒト、トラブゾンスポルへと渡り歩き、在籍4年間で4つのクラブに期限付き移籍するたらい回し状態となっていた。
ブレーメン時代はそのプレースタイルから“ドイツのメッシ”とも称されていたマリンだが、結局チェルシーで出場した公式戦は16試合のみ。英国メディアからも「忘れられた存在」と酷評されるなど結果を残すことはできなかった。
しかし、そのマリンはギリシャのオリンピアコス移籍が決定的となっており、ついに完全移籍でチェルシーを離れる時が近づいているという。
マリンも同紙に対して「オリンピアコスのようなクラブと契約できて素晴らしい気分だ。ここに来ることができて幸せだよ。完全移籍できたことも良いことだ」と述べ、移籍を認めている。
チェルシーとマリンの契約はあと1年残されており、オリンピアコスが支払う移籍金は300万ユーロ(約3億4000万円)とみられている。
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