アーセナルに移籍した浅野拓磨【写真:Getty Images】
アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督が、日本代表FW浅野拓磨の期限付き移籍について言及した。英紙『エクスプレス』など複数メディアが伝えている。
今夏サンフレッチェ広島からアーセナルへ移籍を果たし、リオ五輪ではU-23日本代表として2得点を決めた浅野だが、労働ビザが下りずに今季のプレミアリーグでプレーするのは困難な状況となっている。
ヴェンゲル監督は労働ビザが下りなかった理由を「移籍金が5000万ポンド(約65億5000万円)に満たなかったからだ。これはイングランドで知られているルールである」と説明している。
当初より浅野のアーセナル移籍は他クラブへの期限付き移籍が前提であったが、ヴェンゲル監督がレンタル先について述べ、今季浅野がプレーするリーグについて示唆した。
「彼はどこかでプレーするために移籍すべきだろう。私が望んでいるフランスかドイツでプレーするだろう。彼は私が強く信じた選手である。彼は正しい場所に来たのだから、私は彼を見守っていきたい」
また、『デイリーミラー』はフランスとベルギーを浅野の移籍先の候補に挙げている。いずれにしても夏の移籍市場は今月限りで締切となるため、浅野は期限付き移籍するクラブを見つけなければならない。
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