バルセロナのルイス・エンリケ監督【写真:Getty Images】
リーガ3連覇を狙うバルセロナは、開幕戦でベティスを6-2と一蹴。ルイス・エンリケ監督は「ほぼパーフェクト」チームを自賛した。20日、スペイン紙『アス』が報じている。
開幕戦からいきなり6ゴールと大勝を収めた指揮官は「非常に素晴らしい流れにあるチームを見られて幸運だ。ベテラン勢に言うことはないし、新加入組は学び、吸収しようという熱意がある」とチームを称える。
FWネイマールを欠く中で代役となったアルダ・トゥランもゴールを決め、「彼はサイドでも、中でも良かった。そしてゴールまで決めた。彼は、ボール扱いも上手く、ビジョンもあり、エリア内に入りとどめも刺せる」と昨季は不振に終わったトルコ代表を称賛した。
そして、今季加入した22歳のフランス人DFサミュエル・ウンティティも堂々のデビューを飾り「非常によかった。ここに来てまだ日は浅いが、非常に集中し、常に落ち着いている。素晴らしい契約だったと認めざるを得ない」とこちらも称賛する。
3ゴールのルイス・スアレス、2ゴールのリオネル・メッシには「彼らの働きに驚きはない。いつものことだ。メッシとスアレスがいれば、残りのプレーヤーたちには、楽しんで来いとだけ言えばいいのだ」と余裕を覗かせた。
「ほぼパーフェクトだ。かつてない気持ちでプレーする選手たちを見た」と手ごたえを述べた指揮官。既存の戦力の活躍に、新戦力の台頭。開幕戦で早くもその強さを見せつけたバルセロナ。3連覇に向けて快調な出港だ。
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