バルセロナはルイス・スアレスのハットトリックなどでベティスに完勝【写真:Getty Images】
【バルセロナ 6-2 ベティス】
バルセロナは現地時間20日、リーガエスパニョーラ開幕戦でベティスをホームに迎えた。
すでにセビージャとのスペイン・スーパー杯を制しているバルセロナは、ネイマールがリオ五輪に出場中のため欠場。アルダ・トゥランがリオネル・メッシ、ルイス・スアレスとの3トップの一角に入り、それぞれ新加入のサミュエル・ウンティティとデニス・スアレスが先発出場を果たした。
試合は開始早々にバルセロナが動かす。6分、左サイドバックのジョルディ・アルバの折り返しをアルダが決めて難なく先制点を奪う。
しかし、バルセロナのリードは長くは続かない。21分に35歳のベテラン、ルベン・カストロが鮮やかなフリーキックを沈めてベティスが同点に追い付く。
それでもバルセロナにはこの男がいた。37分、ペナルティエリア付近でボールを受けたメッシは小刻みなドリブルで相手DFをかわし、左足を一閃。強烈なミドルシュートを突き刺して再びリードを広げた。
さらに42分には右サイドバックのセルジ・ロベルトの折り返しをL・スアレスが巧く合わせ、バルセロナは3点目を決めて前半を終える。
後半も一方的なバルセロナのペース。メッシを中心に次々とゴールに襲い掛かり、56分にその実が結ばれる。メッシがカウンターからドリブルを仕掛け、アルダとのワンツーでDFラインを突破。中央へ折り返して最後はL・スアレスが楽々と押し込んだ。
さらにその1分後にはメッシがミドルシュートを突き刺してこの日2点目を奪い、リードを大量5点に広げる。82分にはL・スアレスが美しいフリーキックを叩き込み、ハットトリックを達成した。
84分にはセットプレーからカストロがこの日2点目のゴールを決めて一矢を報いるが時すでに遅し。
一時は同点に追い付かれたバルセロナだったが、終わってみればメッシとL・スアレスが圧巻のゴールショーを披露して完勝を収め、リーグ3連覇に向けて好スタートを切った。次節、バルセロナはアウェイでビルバオと対戦する。
【得点者】
6分 1-0 アルダ(バルセロナ)
21分 1-1 カストロ(ベティス)
37分 2-1 メッシ(バルセロナ)
42分 3-1 L・スアレス(バルセロナ)
56分 4-1 L・スアレス(バルセロナ)
57分 5-1 メッシ(バルセロナ)
82分 6-1 L・スアレス(バルセロナ)
84分 6-2 カストロ(ベティス)
【了】