アトレティコ・マドリーのフェルナンド・トーレス【写真:Getty Images】
アトレティコ・マドリーのFWフェルナンド・トーレスは本拠地ビセンテ・カルデロンのラストイヤーに特別な決意を抱いている。20日、スペイン紙『アス』が報じている。
1966年以来、アトレティコの本拠地として数々のドラマの舞台となってきたビセンテ・カルデロン。来季より”ラ・ペイネタ”へ本拠地を移転する予定となっており今季がラストイヤーとなる。
アトレティコ育ちのエース、トーレスは開幕戦を前日に控え、自身のツイッターアカウントより「特別な一年だ。ビセンテ・カルデロンに別れを告げるこの年。僕らは信じ続けるために皆が一体となる」とメッセージを発信し、慣れ親しんだスタジアムへの特別な思いを伝えている。
チャンピオンズリーグ決勝後の涙が印象的だったトーレス。悲願のタイトルには手が届かなかったが、昨季はリーグ戦30試合で11ゴールと健在ぶりを十分にアピールした。32歳となった”エル・ニーニョ”は、愛する”我が家”ビセンテ・カルデロンへの特別な想いと共に2016/17シーズンを戦うことになる。
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