レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督【写真:Getty Images】
リーガエスパニョーラ王座奪還を狙うレアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督は、このタイトルを今季最大の目標と位置付けているようだ。20日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
今季開幕戦となるレアル・ソシエダ戦をアウェイで迎えるジダン監督は、前日会見で今季のリーガについて「このタイトルが最重要だ。そして最も難しいものだ」と述べ、「そのあとにカップ戦が続く。リーガが本当に、本当に重要だ」と昨季わずか勝ち点1差で逃したタイトルの重要性を強調する。
そして「いい準備ができた。選手はリーグ戦のプレーを待ち望んでいる。難しい一年になるだろうが、我々は戦う準備ができている」と述べる。
エース、クリスティアーノ・ロナウドら、数名の主力選手を欠いてのスタートとなることには「ロナウドとカリム・ベンゼマについては具体的な復帰日は決まっていない。だが、ロナウドはプレーしたがっているし、既にグラウンド立っている。」と述べる一方で、「ベンゼマは今日もボールに触っていない。ベストの状態にはもう少し待たねばならないようだ」と述べている。
リーガ制覇に向け立ちはだかるライバルについて「アトレティコ・マドリーはバルセロナ、そして我々と同じレベルにある」と同じ街のライバルをより意識しているようだ。初のフルシーズンの指揮となるジダン監督のリーガ制覇への挑戦がいよいよ始まる。
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