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またもペップ批判。今度はシャキリ「彼はなぜ控えかを話してくれなかった」

text by 編集部 photo by Getty Images

ジェルダン・シャキリ
ストーク・シティのジェルダン・シャキリ【写真:Getty Images】

 ストーク・シティのMFジェルダン・シャキリはバイエルン・ミュンヘン時代の指揮官、ジョセップ・グアルディオラ監督との関係を「いいものではなかった」と振り返っている。20日、スペイン紙『アス』が報じている。

 EURO2016でのオーバーヘッドキックでのゴールが印象的なスイス代表の24歳は、英紙のインタビューの中で、これまでの指揮官との相性について語っている。「インテルに移籍した時は、多くのファンが空港に来てくれた。が、イングランドに移籍した時は誰もいなかった。でも、マーク・ヒューズ監督が個人的に私を迎えに来てくれたんだ」と現ストーク監督への強い信頼を語っている。

 一方で、バイエルン時代の指揮官、グアルディオラ監督については「ピッチ上で起こっていることについての手腕は素晴らしい。しかし、私とのコミュニケーションという意味ではいいものではなかった。最終的に我々はタイトルを獲ってきたし、彼にはマンチェスター・シティでも優勝できるよう願っている。だが、リーグも異なるし、ハードな一年になるだろう」と述べる。

 そして、今シティでGKのジョー・ハートがポジションを失っていることについて、自身のバイエルン時代を重ね「グアルディオラ監督は、なぜこういう状況なのかという事を選手に話してくれない。当然、選手にとっては難しいことだ」と述べ、「それでも、メディアの前では『彼は素晴らしい、最高のプレーヤーだ』と話す。しかし、実際にはプレーさせてもらえないんだ。これは困難な状況だ」と思いを語った。

 バイエルンでの不遇の時間を乗り越えて、プレミアリーグで2シーズン目を迎えるシャキリは「このリーグは最高だ」と感じている。一方で、先日もGKハートへの冷遇をシティOBのジョーイ・バートンに非難されるなど、グアルディオラ監督がプレミアリーグを最高と感じるにはもう少し時間がかかりそうだ。

【了】

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