レアル・ソシエダのアシエル・イジャラメンディ【写真:Getty Images】
リーガ・エスパニョーラもいよいよ開幕を迎える。開幕戦をレアル・マドリーと戦うレアル・ソシエダのMFアシエル・イジャラメンディは、古巣との戦いに燃えている。18日、スペイン紙『アス』が報じている。
ホームに欧州王者を迎えるソシエダのMFは「マドリーとの試合は難しいものになる。EURO参加で調整の遅れている選手や、他の主力も欠くだろうが、それでも非常に厄介な相手だ」と述べ、「ホームゲームだし、いいスタートを切りたいというのもある。勝利を目指す」と続ける。
バスク自治州出身の26歳は、試合について「マドリーはポゼッションを好む。その一方でカウンターには脆いところもある。できれば前線からプレッシャーをかけていきたい。そして、引かなければいけない時には引いて戦う」と見解を述べる。
そして、昨シーズンの反省を踏まえ、打倒マドリーを誓う。「マドリーに勝つことはいつだって特別だ。昨シーズンのホームゲームでは、80分までスコアレスだったが、そこで失点してしまった。勝利するためには90分戦わなければいけない」と述べ、「ラインを統率し、走るのを止めてはいけない。皆が一体となってプレーし、汚れ仕事もする。これが勝利へのカギとなる」と勝利への想いを口にした。
2012年夏に3000万ユーロ(約34億円)の移籍金で、大きな期待を受けてソシエダからマドリーへ移籍したイジャラメンディ。だが、マドリーの2シーズンでは大きなインパクトも残せず古巣へと復帰し、今季が2年目となる。昨季の悔しさを晴らすためにも古巣に一泡吹かせたい思いは人一倍だろう。
【了】