バルセロナのルイス・エンリケ【写真:Getty Images】
バルセロナのルイス・エンリケ監督がスーペル・コパの価値に疑問を投げかけた。18日付け『マルカ』が報じた。
バルセロナはスーペルコパ2ndレグのセビージャ戦に3-0で勝利し、2試合合計5-0で優勝を飾った。エンリケ監督は「優勝トロフィーを勝ち取るのは素晴らしい」と喜びながらも、「リーグ戦とカップ戦に優勝しているチームが同じならば、この大会を開催する意味が理解できない。ビジネスだから仕方ないのだろうけど、価値を見出せない」とスーペルコパの存在意義に疑問を投げかけた。
さらにエンリケ監督は古い体制に留まることなく常に進展していかなければならないと主張。「選手や監督は前に進んでいるのに、サッカー自体が過去に縛られ古いシステムのまま進展していない」と運営のあり方を批判した。
ビジネス志向が強い近年のサッカー界だが、エンリケ監督の主張は届くのだろうか。
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