ユベントスが獲得を狙うMFブレーズ・マテュイディ【写真:Getty Images】
ユベントスは、パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するフランス代表MFブレーズ・マテュイディの獲得を目指しているが交渉が難航しているようだ。18日にイタリアの『カルチョメルカート.com』が報じている。
先日マンチェスター・ユナイテッドへ移籍したフランス代表MFポール・ポグバの代役としてユベントスがファーストチョイスにしているのは、同国代表の同僚マテュイディのようだ。
マテュイディは、今季就任したウナイ・エメリ監督が好むMFの優先順位でマルコ・ヴェッラッティ、グジェゴシュ・クリホビアク、ティアゴ・モッタ、アドリアン・ラビオに次ぐ5番手とされており、今夏の移籍を希望していると報じられている。
それでも、PSGはマテュイディを売りたがってはおらず、過去には密かに近づいてフランス代表MFキングスレイ・コマン(現在バイエルン・ミュンヘン)をフリーで引き抜いたユベントスが相手となれば尚更のようだ。
そのことからもPSGは、先日問い合わせたユベントスへ4000万ユーロ(約45億円)にさらにボーナスを加えた高額な移籍金を要求したと報じられている。
ユベントスは、移籍を希望するマテュイディの意思に狙いを定め、近々再び獲得に乗り出すつもりだとみられているが、2500万ユーロ(約28億円)以上を出す気が無い。そこで、最近ポグバの件で大型取引をしたミーノ・ライオラ氏に頼ろうと現在接触を続けていると報じられている。
移籍終了日を迎えるまでに、果たしてユベントスは希望する最後の駒を連れて来ることができるだろうか。
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