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Jリーグ 8年前

巨額放映権とJリーグの未来。“黒船”DAZNが描くビジョン【独占インタビュー】

text by 編集部 photo by Editorial Staff , Getty Images

テレビ視聴に慣れたユーザーにどうアプローチするか?

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スタジアムに行ったらちょうどそこから続きをスタジアムで見られる環境を今後作っていけるという【写真:Getty Images】

――ユーザーの多くは今までスカパー!で、いわゆるテレビで見ていました。オンデマンドには非常に慣れていません。そのギャップをどのように解消していきますか?

「いい質問ですね。テクノロジーが目まぐるしく進化している中で、スポーツファンだけでなくどんなコンシューマーでも、何かを視聴する環境が大きく変わってきていることは1つ言えると思います。日本でも、好きな時にいつでもどこでも、テレビ番組や映画を見る環境がどんどん進化して整ってきている。

 我々のサービスとして一番大きく違うのは、ライブなので生中継のものを届けられる。ライブは、その瞬間でないといけないので、従来の環境であれば見られなかったこともよくあると思います。見られる環境に常にいるとは限りません。

 欧州サッカーであれば、日曜の夜か月曜の午前ですよね。だからこそ、オンデマンドが重要になってくる。例えば、冠婚葬祭や仕事で、生中継が見られない瞬間は誰にでもあるので、オンデマンドでそういうときには楽しんでもらいたい。

 日本のプロ野球がいい例です。大体の試合が6時から始まって、スタジアムで見たいと思っても、日本では6時まで就業しなければならないことが多いので、6時に会社を出て、30分や1時間スタジアムに行くまでは、自分のデバイスで見ながら行くかという環境が今後整っていく。

 なので、スタジアムに行ったらちょうどそこから続きをスタジアムで見られる環境を今後作っていけると思います。また、マルチデバイスなので、週末家で見たい場合には、テレビでJリーグの試合を楽しんでいただくこともできます。DAZNとしては最高4Kまで対応します」

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