リバプールのマリオ・バロテッリ【写真:Getty Images】
リバプール、ミランの両クラブから戦力外の烙印を押された元イタリア代表FWマリオ・バロテッリの獲得に名乗りを挙げるクラブが現れたようだ。英紙『ザ・サン』が報じている。
昨季はミランに期限付き移籍し、今季から所属元のリバプールに復帰したバロテッリだが、ユルゲン・クロップ監督が構想に含めなかったことから現在は新たなクラブを探している。
そこに、リーグ1(イングランド3部)のポート・ベイルと、チャンピオンシップ(イングランド2部)のウォルバーハンプトンが候補に挙がっているという。
所属クラブがなかなか決まらないバロテッリは、インテル時代の恩師であるジョゼ・モウリーニョ監督(現マンチェスター・ユナイテッド)にアドバイスを求めたようだ。
ポート・ベイルはモウリーニョ監督の友人であるブルーノ・リベイロ監督が今季から率いており、就任前からバロテッリの獲得を推薦していたと同紙は伝えている。
また、ウォルバーハンプトンは今夏に中国の投資グループが買収しており、モウリーニョ監督の代理人を務めるジョルジュ・メンデス氏もこれに大きく関わっている。そのため、クラブの補強にも関わっているという。
失意のバロテッリにはクロトーネ、キエーボ、サッスオーロ、ベジクタシュなどのクラブが興味を示していると報道されたが、いずれも実現には至っていない。
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