バレンシアのパコ・アルカセル【写真:Getty Images】
バルセロナの”第4のFW”候補として、移籍市場で名前の挙がるバレンシアのパコ・アルカセル。これに対し、クラブ側は彼の売却を否定している。17日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
リーガエスパニョーラの開幕を直前に控えた今なおMSN(リオネル・メッシ、ルイス・スアレス、ネイマール)の控え探しに奔走するバルセロナ。直近の報道ではアルカセルがリストアップされていると噂されていた。
これに対し、バレンシアのヘスス・ガルシア・ピタルチスポーツディレクターは「アルカセルと話し合った。バレンシアはどのクラブへも彼を売却する準備はない。彼も満足している」と述べ、「彼が移籍するという不安はないし、その点に神経質にもなっていない。クラブは彼を売るつもりはないのだから」と強調している。
地元バレンシア出身の22歳は、EURO2016でのプレーは逃したものの、コンスタントに代表にも選出されるまでに成長した。11位に沈んだ昨季からの浮上のためにも、若きエースの存在は不可欠に違いない。
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