バルセロナのルイス・エンリケ監督【写真:Getty Images】
スペイン・スーパーカップ制覇に王手をかけたバルセロナのルイス・エンリケ監督は、チームを取り巻く噂よりも、目の前の一戦の勝利に集中していることを強調する。16日、スペイン紙『アス』などが報じている。
セビージャでのアウェイ戦を制し、今季初タイトルに向け一歩前進したバルセロナ。ホームでの第2戦を控え、指揮官は「初戦はいい感じだった。相手に決定的なチャンスがあったと思えない。守備陣がいい連携を持っていた」と述べ、「我々のサッカーをして、セビージャを上回り、勝利するのが目標だ。このタイトルを獲得することに関心がある」と述べる。
また、クラウディオ・ブラーボとマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンの正GK争いを巡り、移籍問題にまで発展していることには「全てのプレーヤーがレギュラーでありたいというのは分かっている。だが、誰も私のもとにプレーしたいと懇願してこない。私にとってこうした議論は存在しないのだ」と答える。そして、「私が興味あるのは、スーパーカップのこの一戦だ。タイトルを勝ち取ることに魅力を感じている」と続けた。
4人目のFWとして、バレンシアのパコ・アルカセルの名前が獲得候補の噂に挙がっていることにも「うちのチームにいない選手の事については話さない」と答えるルイス・エンリケ監督。噂される様々な話題よりもこの一戦に集中していることを強調する会見となった。
【了】