オーランド・シティのカカ【写真:Getty Images】
元ブラジル代表のMFカカは、レアル・マドリー時代のチームメイト、クリスティアーノ・ロナウドの飽くなき向上心を称賛している。16日、アメリカメディア『ESPNデポルテス』が報じている。
現在、MLSのオーランド・シティでプレーするカカは、ロナウドについて「毎年、彼自身と戦い、打ち破っていくさまは信じられない。そして毎年、モチベーションを保ち続け、ゴールし続け、世界一であり続けるんだ」と語る。
そして「時として、人はそのキャリアの中で様々なものを勝ち獲ると、少しモチベーションは落ちるものだし、頭の中でそれを維持させるのも簡単ではないのだ」と2007年のバロンドール受賞者は述べる。
同様に、バルセロナのリオネル・メッシにも「彼も信じられない存在だ。すべてを勝ち獲っても、なお勝ち続けようとしており、ベストであろうとしている」と賛辞を贈る。
自身もサッカー界の頂点に君臨した存在だからこそ、そこに立ち続けるロナウド、メッシの凄さが分かるのだろう。そして、かつてのカカ同様に、巨額の移籍金でマンチェスター・ユナイテッドに移籍したポール・ポグバにも「巨額の移籍金は選手にとってプレッシャーになるものだ」と自身の経験からそう語っている。34歳になったかつての世界ナンバーワン選手の言葉は重い。
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