ミラン選手時代のパオロ・マルディーニ【写真:Getty Images】
ミランの伝説パオロ・マルディーニ氏が現在の古巣について言及した。15日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
マルディーニ氏はミランの黄金時代に主将を務めたレジェンドだ。現役時代にはセリエA優勝7回、UEFAチャンピオンズリーグ優勝5回、コッパ・イタリア優勝1回に貢献した。
中国資本によるクラブ買収に関してマルディーニ氏は「ミランには大きな混乱が存在している。クラブにはカルチョ(サッカー)を知っている人物、偉大なミランを知っている人物が必要だ」と語った。
「多くのOB選手たちはミランに貢献する準備ができているよ。しかし、今はそうなってはいないね…」
それでもマルディーニ氏は新体制でミランの幹部に参画するか尋ねられると「私のことを言ったのではない。現在のミランには敬意を払っているよ。私と彼らではサッカーへの考えが大きく異なるんだ」と明言せずに終わっている。
新選手の獲得以上に注目を集めているマルディーニ氏の去就問題。果たして、どのような結末を迎えるのだろうか。
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