ジョゼ・フォンテ【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は守備陣にさらなる補強を検討しているようだ。そのターゲットはサウサンプトンの主将ジョゼ・フォンテだと、英紙『テレグラフ』が報じている。
ポルトガル代表として夏のEURO制覇に貢献した32歳のベテランDFは、モウリーニョ監督と同郷でもある。そして昨季サウサンプトンと新たな3年契約を締結した際、良いオファーが届けばクラブは移籍を邪魔しないという紳士協定を盛り込んでいたという。
フォンテにはすでにエバートンからオファーが届き、ユナイテッドも続くと見られる。本人はすでにサウサンプトン退団の意思を固めており、セリエA挑戦も選択肢の中にあるようだ。高額なサラリーを含む好条件を引き出すキャリア最後のチャンスであることが決断の理由だ。
2010年からサウサンプトンに在籍し、3部時代から最終ラインを支えてきたクラブの顔とも言える存在だったフォンテ。13日のプレミアリーグ開幕戦はベンチ入りしたものの出場はなかった。昨季までの絶対的主力であるポルトガル代表DFが抜ければ、日本代表DF吉田麻也にとってはレギュラー奪取のまたとないチャンス到来と言えるかもしれない。
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