イブラヒモビッチは行く先々で偉大な結果を残してきた【写真:Getty Images】
本当にこの男は“神”なのか。マンチェスター・ユナイテッドに加入したばかりのズラタン・イブラヒモビッチが、またも伝説を作り出した。
現地時間14日に行われたプレミアリーグ第1節のボーンマス戦に先発出場したイブラヒモビッチは、64分にミドルシュートで移籍後リーグ戦初ゴールを奪った。グラウンダーで狙い澄ました一撃だった。
母国スウェーデンをはじめ様々な国を渡り歩いてきたイブラヒモビッチは、このゴールでイングランドだけでなく、スペイン、イタリア、フランス、そしてチャンピオンズリーグのデビュー戦すべてでゴールを挙げたことになる。
デビュー戦でゴールを挙げられなかったのは、オランダとスウェーデンの2カ国のみだ。イブラヒモビッチは1999年に母国のマルメでプロデビューを飾ったが、初年度は6試合の出場にとどまり、初ゴールはその最後の試合まで待たなければならなかった。
2001年に移籍したオランダでは開幕から3試合目、出場2試合目にしてゴールを挙げている。しかし、チャンピオンズリーグでのデビューゴールは2002年9月のアヤックス時代のもので、当時20歳、リヨン相手に2得点を奪った。
行く先々で所属クラブをタイトルに導くなど、これまでも数々の伝説を作ってきたイブラヒモビッチ。ユナイテッドでも最高のスタートを飾り、新たな成功への道を早足で歩き始めた。まもなく35歳を迎えるストライカーに衰えの気配は一切ない。
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