合意報道がされたMFホセ・ソサ【写真:Getty Images】
日本代表FW本田圭佑は日本代表のおいて非常に厳しい立場に立たされているようだ。14日付のトルコ紙『ヒュッリイェト』が報じている。
ミランは、MFホセ・ソサの獲得に向けて前日に750万ユーロ(約8億5000万円)のオファーを提示。当初は600万ユーロ(約6億8000万円)を提示していたが、今回ベスクタシュが要求している800万ユーロ(約9億円)に近い金額まで引き上げたことで、クラブはミランへ同選手を売却する決断をしたと報じられている。
昨季のリーグ戦で31試合に出場し、7得点と12アシストを決めてリーグ優勝に大きく貢献したソサは、テロの頻発やクーデターによる治安悪化のせいで今夏に国外クラブへの移籍を希望していた。
しかし、それを受け入れなかったクラブが同選手をメンバーから外すと、ソサはキャンプ中のチームを離脱。その状況を利用してミランが接近したが、提示した金額が低かったことでクラブはそのオファーを拒否していた。
クラブはその後にソサを再びクラブへ迎え入れることを許可。クラブが要求する金額をミランが出し渋っていたことで一時は交渉が破談したかのように思われていたが、今回ミランがオファー額を引き上げたことでクラブ間合意に至り、もうすぐ交渉が成立することになると報じられている。
ソサは、司令塔としてだけではなく、攻撃的なポジションならばウィングも含めて幅広くこなせる。もし同選手が加入すれば、MFスソか本田圭佑のどちらかがポストを明け渡すことになるとみられていることから、今季で契約が切れる本田はますます不利な立場に立たされることになりそうだ。
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