ユベントス時代のアンドレア・ピルロとポール・ポグバ【写真:Getty Images】
元ユベントスのMFアンドレア・ピルロは、かつてのチームメイトであるポール・ポグバとの思い出を語り、マンチェスター・ユナイテッドが若き日の彼をフリーで放出したことが「お笑いだ」と語っている。14日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が報じている。
現在、アメリカMLSのニューヨーク・シティでプレーするピルロは、2012年夏、当時19歳のポグバがユベントスに加入した時のことを「若かったけど、特別なものを持っているのは分かった。練習後、ロッカールームへ引き上げている時のことだったが、ジャンルイジ・ブッフォンが笑いながら『ユナイテッドが彼をフリーで放出したのは本当か?』と話しかけてきたのを覚えているよ」と述べ、「僕らはこんな選手をフリーで出したのが信じられないと笑っていたよ」と振り返る。
そして、37歳のMFは「ユベントスが彼を放出したがっていたとは思わないが、彼らにとって事はうまく運んだと思う」と述べ、「フリーであれだけの選手と契約して、4シーズン様々なタイトルを獲得し、そして1億2000万ユーロ(約135億円)で売却したのだから」とコメントする。
さらにピルロは「ポグバは私が見た最高のヤングプレーヤーだ。”世界一”と呼ばれる日も遠くないと思っている」と述べ、「この数年、リオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドがナンバーワンと言われてきたが、サッカー界も新しいキングを迎える準備をしなければいけないね」とポグバのさらなる進化を予感しているようだ。
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