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モウリーニョ就任でマンUの有望株が大量流出!? クラブの伝統を損なう恐れ

text by 編集部 photo by Getty Images

ウィル・キーン
将来を嘱望されたウィル・キーンだがもはやマンUに居場所は…【写真:Getty Images】

 ジョゼ・モウリーニョ監督がマンチェスター・ユナイテッドの指揮官に就任し、新シーズンへの期待は高まるばかりだが、思わぬところに影響が出てしまったようだ。英紙『デイリー・メール』が報じている。

 今季のユナイテッドはポール・ポグバやヘンリク・ムヒタリアン、ズラタン・イブラヒモビッチといったビッグネームを次々獲得する一方、戦力放出は最低限にとどまっていた。そのため出番を欲する若手有望株たちが揃って退団を検討しているという。

 すでにアドナン・ヤヌザイ、パディ・マクネア、ドナルド・ラブの3人がサンダーランドへ移籍し、ニック・パウエルやギジェルモ・バレラといった選手たちもチームを去った。

 彼らに加えてルイス・ファン・ハール監督の下で重用されたDFタイラー・ブラケットや、同じく下部組織育ちの大型FWウィル・キーンとジェームズ・ウィルソンの3人がユナイテッドでのキャリアを諦めると見られる。

 現在30人を超えるトップチームのスリム化を図らなければならないユナイテッドだが、将来を担う若手を手放すのは本意ではないだろう。モウリーニョ監督の行き過ぎた“勝利至上主義”の弊害が数々の名手を排出してきたクラブの伝統を汚してしまうかもしれない。

【了】

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