INAC神戸レオネッサに加入した福元美穂【写真:Getty Images】
なでしこリーグのINAC神戸レオネッサは、岡山湯郷Belleを退団していたなでしこジャパンのGK福元美穂が加入したことを発表した。背番号は「31」。
2003年に神村学園から岡山に加入した福元は、その後クラブ一筋でプレー。なでしこジャパンにも選出され、2011年ドイツワールドカップ優勝、ロンドン五輪銀メダル獲得、2015年カナダワールドカップ準優勝などに貢献した。
福元はクラブのオフィシャルサイトを通じ、INAC神戸を選んだ理由や意気込みを語っている。
「岡山湯郷Belleを退団し、色々と考えましたが、もう一度“一からサッカーがやりたい”という気持ちになりました。サッカーに専念できる素晴らしい環境を与えて頂いたINAC神戸レオネッサに感謝しております。限られたサッカー人生。向上心を持ち続け、サッカー選手として、そして人として、今以上に成長出来るように、一日一日を大切にしていきたいと思います」
岡山の一部選手は結城治男監督代行との対立が報じられており、宮間あやは残留を表明したものの、福元を含めた4選手が退団していた。
経験豊富なベテランGKは、13年間過ごした岡山を離れて第2の選手キャリアを神戸で歩むこととなった。
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