バルセロナのマルク=アンドレ・テア・シュテーゲン(左)とクラウディオ・ブラーボ(右)【写真:Getty Images】
バルセロナのルイス・エンリケ監督はチームが抱えるGKのレギュラー問題について自身の考えを変えるつもりはないと強調した。11日付け『マルカ』が報じた。
チームにはチリ代表GKクラウディオ・ブラーボとドイツ代表GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンという世界でもトップレベルのGKが揃っており、L・エンリケ監督は両者をリーグ戦、カップ戦で使い分けている。
しかし、主にカップ戦で出場しているT・シュテーゲンはリーグ戦で起用されない現状に不満を漏らしている。
現地時間10日に行われたジョアン・ガンペール杯のサンプドリア戦では、両者に加え第3GKのジョルディ・マシップの3人に約30分ずつ出番を与えたL・エンリケ監督だが、今後もGKのローテーションを続けていくと語った
「このGK論議がなくなると考えるのは間抜けだね。それぞれの監督がそれぞれのやり方でGKをやりくりする。自分のやり方がトップレベルで通常行われているやり方と違うし、自分が正しいと思うそれを続けていくよ。それを行うのが監督だからね」
バルセロナは現地時間14日にスペイン・スーパーカップでセビージャと対戦するが、T・シュテーゲンが11日の練習中に負傷。全治は6週間程とみられていることから、セビージャ戦はブラーボがゴールマウスを守ることになりそうだ。
また、9月15日または16日にはチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ初戦を迎えるが、バルセロナ加入以降はCLの全試合でプレーしてきたT・シュテーゲンは欠場が濃厚となっている。
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