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主将ラモス、今季初タイトルに「最後まで戦い抜くのがレアルのDNAだ」

text by 編集部 photo by Getty Images

セルヒオ・ラモス
レアル・マドリーのセルヒオ・ラモス【写真:Getty Images】

 120分に渡るセビージャとの激闘を制し、UEFAスーパーカップを制覇したレアル・マドリー。キャプテンのセルヒオ・ラモスはマドリーの勝利のDNAを体現し続ける。10日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 後半アディショナルタイムに起死回生の同点ゴールを決めたラモスは、「常に勝つために全てを捧げることが重要だ。勝利することだけではなく、戦うこと、1分1秒ある限り立ち向かうこともマドリーのDNAなのだ」と述べる。

 そして、今季初のタイトルを獲ったことに「非常にうれしい。PKを与えてしまったが、切り替えねばならなかったし、逆転のためにプレーしなければならなかった」と述べ、「幸運にも同点ゴールを決められたが、チーム全員がこの勝利に相応しかったということだと思う」と続けた。

 今年はリーガ王者の奪還も大きな目標となるが「いつもリーガ制覇のためにできる限りのことをやっている。だが、バルセロナやアトレティコ・マドリーといった素晴らしいチームも立ちはだかる。それでも我々は彼らと戦うための準備は出来ている」とコメントした。

 2度に渡るチャンピオンズリーグ決勝でのゴールをはじめ、DFながら貴重な場面でゴールを決め続けるラモスは「最後まであきらめないマドリーのDNAが最後の場面でのゴールにつながるのだ」と力強く述べる。先頭に立ってチームを引っ張る30歳の存在は今季も際立っている。

【了】

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