2得点を挙げたガブリエル・バルボサ【写真:Getty Images】
U-23ブラジル代表は、現地時間10日にリオ五輪グループステージ最終節でU-23デンマーク代表と対戦し、4-0で勝利した。
ネイマール、ガブリエル・ジェズス、ガブリエル・バルボサなど大会屈指の攻撃陣を誇るブラジルだが、初戦2試合はいずれもスコアレスドロー。
デンマーク戦で敗れるようなことがあれば敗退の可能性もあったが、ガブリエル・バルボサの2得点などで不安を払拭する大勝を収めた。
現地ブラジルメディア『スーペル・エスポルテ』は、「最高の勝利を披露した」と題して報じ、王国の快勝を評価した。
また、「オリンピックで無得点が続いていたが、4-0の勝利で本当に救われた。彼らはドイツに1-7で敗れたのと同じくらい大きな恥になるのを避けた」と伝えている。
2014年ブラジルワールドカップの準決勝でブラジル代表がドイツ代表に1-7で大敗したことは世界に衝撃を与えたが、もしデンマーク戦で黒星を喫することがあればそれと同等の屈辱だと感じていたようだ。
デンマークに勝利したブラジルは、決勝トーナメント1回戦で日本とグループ2位通過争いを繰り広げたコロンビアと対戦することが決まっている。
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