レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督【写真:Getty Images】
UEFAスーパーカップを制し、今季初タイトルを獲得したレアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督は、この試合を振り返り「サッカーは何が起こるかわからない」とコメントしている。10日、スペイン紙『アス』が報じている。
セビージャに敗北寸前まで追い込まれながら、延長戦に持ち込み、3-2とドラマティックな逆転劇で死闘を制したジダン監督は「選手たちの頑張りで今季初タイトルを獲得し非常に嬉しい」と喜びを口にする。
リードを許す試合展開に「後半に逆転されたが、決して諦めなかった。セルヒオ・ラモスのアディショナルタイムのゴールで生き返った」と述べ、「サッカーは何が起きるかわからないものだ。我々は、あらゆることが起きるという事を分かっている。最終的に苦労はしたが、それも普通のことだ」と続ける。
そして、個々の選手について「ラモスは、我々のキャプテンであり、歴史を作り続けている」とコメントし、20歳のマルコ・アセンシオには「素晴らしい先制ゴールを決め、彼の出来に満足している。将来性のある選手で、彼はここに残る」と移籍の噂のあったMFの残留を明言した。
スタメンにチームの看板BBC(クリスティアーノ・ロナウド、カリム・ベンゼマ、ガレス・ベイル)ら、多くの主力を欠く中でも、最後には勝利を収め、今季もマドリー強しという印象を残したゲームだった。
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