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85歳を迎えた伝説の名将ザガロ氏、自らの誕生日に入院

text by 編集部 photo by Getty Images

 選手として、監督としてワールドカップを計4度制したブラジルサッカー界のレジェンド、マリオ・ザガロ氏が入院したというニュースが入ってきた。9日、アメリカメディア『ESPNデポルテス』が報じている。

 ブラジルから心配なニュースが届いた。リオ・デ・ジャネイロ市内のバッハ・ドール病院が、ザガロ氏を患者として受け入れていることを発表した。具体的な症状については発表されていないということだ。

 ザガロ氏が入院した9日は、奇しくも自身の85回目の誕生日だった。氏は、現地4日、地元で開催されるリオ・デ・ジャネイロ五輪の聖火ランナーを、車いすに乗って務めていた。

 4度のブラジル代表のW杯制覇に携わっているザガロ氏は、1958、1962年大会では選手として、1970年大会では監督として、そして1994年大会ではテクニカルコーディネーターとしてベンチ入りしていた。

 現在開催中のリオ五輪でなかなかエンジンがかからないブラジル代表、病床のザガロ氏に朗報を届けるためにもそろそろ爆発したいところだ。

【了】

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